マリオン・ローゼン

MARION ROSEN

(1914 - 2012)

 

 

ローゼンメソッドの創始者マリオン・ローゼンは、1914年にドイツで生まれ、2012年にカリフォルニア・バークレーの自宅で97歳で亡くなるまで現役で教え、施術を続けました。

 

生まれ育ったドイツでは20代前半で、今日の呼吸法とリラクゼーション・テクニックの祖母と呼ばれているエルザ・ギンドラーの教え子の、ルーシー・ハイヤーの元で学んでいます。

 

その後、第二次世界大戦直前にユダヤ人として自由を奪われたマリオンはアメリカへ渡る決心をし、ビザを待つ間にスウェーデンに渡り、そこで理学療法を学びながらダンサーの動きを観察することによって、彼女独自のムーヴメントのアイデアを育みはじめます。
そして、アメリカに渡ってからも理学療法を続け、カリフォルニア州バークレーに落ち着きます。

そこであるクライアントから、痛みを予防する方法はないかと 聞かれ、始めたのがムーヴメントのクラスだったそうです。ローゼン・ムーヴメントは、怪我を起こさせない、関節にやさしいワークとして始まり、そこに楽しく動くことで筋肉の緊張を和らげ、生きる力を向上させる効果が加わっていきました。


アメリカ国内で長く理学療法士として働くうち、マリオンは1950年代に呼吸法とリラクゼーションをもとに自身の育てたメソッドとこれまでの知識を統合し、独自の技法を実践するようになりました。

 

身体理論に基づく’呼吸’と、感情や無意識に深くかかわる’呼吸’を、心身双方からとらえ、長年の経験で培った、筋肉とこころの緊張を解放するメソッドを、ボディワークとムーヴメントという2つの形で教え始めました。